女性客の心をつかむヒント
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2023/10/10
突然訪れる会社の危機に対する準備はできていますか。
みなさんこんにちは、顧客創造マーケティングの和田康彦です。
ここまで、「使命感の追求こそ、経営者の本道である」ということを何度もお話してきました。
とはいえ、全社一丸となって、誠実に使命感の追求に邁進していたとしても、大地震や水害などの気候変動リスク、リーマンショックのような経済危機がいつ何時訪れるかわかりません。
使命感を追求する経営者は、このような突然訪れる会社への危機に対して、いつでも対応できるように準備しておくことも重要です。
つまり、あらゆる危機を想定して、経営者として自分がとるべき行動原則を日ごろから準備しておくことが、あなたの会社を守り抜いていくために必要なことなのです。
ファーストリテイリング社の柳井正氏は、自著の「柳井正の希望をもとう」という書籍のなかで、危機に対する心構えや行動原則を述べていますので参考にしてください。
① まずは経営者として先頭に立つ。何かが起こったら、率先して情報を収集し、できるだけ早く対応策を決断し、具体的な行動に落とし込む。
② その決断に沿って、各現場のリーダーが権限を持って、刻々と変化する現実に対応していく態勢を整える。
③ また、従業員や社会に向かってはすぐに第一声を準備する。準備ができ次第、なるべく早く発信する。
④ その際、自分たちにとって不都合で、過酷な現実であっても、それを直視し、受け止めることが重要。何よりも大切なことは情報公開である。
⑤ きちんと情報を公開することで、従業員や世間一般との間に信頼関係ができる。危機に際して世の中との信頼関係を築くのもトップの役割である。
いかがですか。このところ企業や政治家の不祥事が相次いでいますが、ほとんどの企業や政治家は、真実を公表せず、社会との信頼を断ち切るような行動をとっている事例を多く見かけます。
突然の危機が訪れた時も、経営者は自社の使命感の上に立った判断をし、使命感を追求していくための最善の行動をとっていかなければいけません。