体験消費時代のマーケティングヒント

みなさんこんにちは、和田康彦です。
住友不動産は2022年9月から、凸版印刷が運営するメタバースのショッピングモール「メタパ」に、住宅販売拠点「メタマンションギャラリー」を開設。仮想空間「メタバース」で新築分譲マンションの販売を始めます。
同社が国内で手掛ける約80物件のうち、まずは20物件程度をメタバースでも販売。アバター分身を使った購入の相談や、営業担当者による無料セミナーなども予定しており、今後は注文住宅の販売も検討していく予定です。
メタバースでは窓ガラスの形状などを詳しく把握でき、実際に部屋にいるかのように内見できます。また実物件では1物件で数タイプの部屋の紹介にとどまりますが、メタバースでは全てのタイプの部屋を見られるようにします。
住友不動産では、地方や海外在住者など遠距離の需要も取り込み、オンラインで契約に結びつける計画です。
最近では、メタバースを使ったビジネスがゲームや小売りから不動産など高額商品に広がってきています。
メタバースではネット空間のアバター(分身)や仮想の展示を通じて商品を売買できるのが特徴で、オンライゲームが実用化で先行。商業施設を再現する動きでは、三越伊勢丹ホールディングスや大丸松坂屋百貨店が衣料品や化粧品を販売するなど、小売りでの取り組みが相次いでいます。
カナダの調査会社エマージェン・リサーチはメタバース関連産業の市場規模が28年に8289億5千万ドル(約110兆円)と、20年の20倍弱に拡大すると予測しています。
このところ毎日のように「メタバース」に関する情報が流れてきています。普及はまだまだこれからだとは思いますが、今のうちから勉強しておきましょうね。
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