体験消費時代のマーケティングヒント
2021-04-10 16:16:00

みなさんこんにちは。和田康彦です。
今日は、カインズホームに日用品の買い出しに行ってきました。
2月にリニューアルオープンした店内でいちばん大きく変化していたのがDIY売り場の拡張です。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、巣ごもり需要が注目されていますが、その中でもDIY関連商品は大きく伸びています。そのような環境変化に柔軟にスピーディーに対応しているカインズホームは、流石です。
また、ネット商品を店頭で受け取り出来るPicUpボックスも新たに設置。店舗とネット通販を融合させてお客様の利便性を高める取り組みにも積極的です。
小売業でも飲食業でもお客様の価値観や消費行動の変化に合わせてスピーディに対応することが重要です。まさに変化対応業です。
このところ、新型コロナウイルスの感染防止対策など、後手に回ってお客様からの信頼を損なっているお店の多くみられます。
お客様に安心してもらい、信頼を得るためには今何をすべきなのかを最優先に考えて行動していきましょう。
そういえば、先日ランチをいただいたお店では、感染防止のための一枚の厚紙をいただきました。説明通りに折り曲げていくと、簡易の扇子が完成。食事中の会話の時に、この扇子で口を覆うことで飛沫を防止するというものです。厚紙には、無いよりもイイかも〈マナー扇〉と書かれています。ちょっと粋な計らいにこのお店のセンスを感じました。