体験消費時代のマーケティングヒント

2020-05-20 08:57:00

 みなさんこんにちは。和田康彦です。

女性には、周りを幸せにする笑顔があります。

 

逆境を楽しむアイデアがあります。

 

愛するものを守る根っこがあります。

 

個性を恐れない柔軟さがあります。

 

自由に羽ばたく翼があります。

 

 

 

生活実感をベースにした女性たちの細やかな気づきや大胆な行動力は、

 

男性社会にはびこっていたルールや壁を乗り越え、社会にイノベーションをもたらします。

 

新型コロナウイルス危機は、女性の力なくして乗り越えることは出来ません。

 

 

 

日本を変える5つの女子力 ⑤好きになる力 

 

恋やファッション、身の回りのささやかなもの。物心つく頃から女性は「これ大好き」を見つけるのが得意です。なのに社会に出て働くとなると、無意識のうちに「女性だから」という既成概念に縛られて、自分にブレーキをかけていないでしょうか。 

 

「求めよ、さらば与えられん」。自分の「好き」の気持ちのままに、未知の世界に飛び込み。時に悪戦苦闘しながらも、確固たるポジションを築いていかに満足して生きられるかという思い。世間の常識が変わるのを待つよりも、自らの手で鮮やかに塗り替えてしまう。そんなあっけらかんとした行動力が魅力です。 

 

女性には門戸を閉ざしてきた業界でさえ、女性活用の大切さに気付きつつある昨今。「好き」を貫く覚悟があれば、運命のドアをこじ開けるのは難しくはないかもしれません。 

 

少数派でも自分の好きに素直でいること。そんな「好きになる」を貫く。女性たちの好奇心や行動力が新天地を切り拓きます。

 

 

 

■「20年までに30%」目標 「達成」わずか6%30 

 

2020年までに女性管理職を30%に増やそうという政府目標が掲げられて17年。日本経済新聞社と日経BPの女性誌「日経ウーマン」による2020「女性が活躍する会社ベスト100」にまとめた「企業の女性活躍度調査」へ回答した542社のうち、30%を超えたのはわずか6%33社にとどまりました。 

 

 女性管理職比率が最も高かったのは化粧品のシーボン(85.6%)で、40%を超えた企業は14社。全体を見ると5%未満が38.6%にのぼり、10%未満が6割以上を占めています。日本IBMはもちろん、2位だったアクセンチュアも3位の花王グループも3割には届かず、ベスト100の上位10社で達成したのはJTBと高島屋、資生堂の3社だけです。 

 

 政府は5年前、さらに上場企業に対し女性の役員比率を10%に引き上げるよう求めました。今回の調査は非上場の有力企業も含みますが、女性役員相当職(執行役員を含み、監査役や社外取締役は除く)の比率が10%を超えた企業は日本IBMやアクセンチュア、ファイザー、アフラック生命保険など92社。全体の17%2つの目標を達成しているのは高島屋と資生堂、パソナグループなどわずか24社という結果になりました。 

 

17年前に入社した社員はすでに40歳前後。時間は十分にあったはずですがその成果は不十分で、世界的に見ても日本の取り組みの遅さが際立ちます。男女平等の度合いを示すジェンダー・ギャップ指数の順位は下落傾向を続けており、19年末の発表では153カ国中121位と、過去最低を更新しています。

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