体験消費時代のマーケティングヒント

2020-03-17 09:00:00

みなさんこんにちは。和田康彦です。

 

ユニクロは今春45月にかけて、横浜、原宿、銀座に新しい店舗を続々オープンします。コンセプトは、これまでのユニクロ店舗をさらに進化させた、LifeWearを体現した店舗。公園のような店や着こなしアプリと連動した店など、カスタマーエクスペリエンスの充実を目指しています。

 

 

 

410日に、横浜ベイサイドにオープンする「UNIQLO PARK 横浜ベイサイド店」は、ジーユーとの合同店舗。日本を代表する建築家の藤本壮介が、「ユニクロとジーユーの店舗でありながら、公園でもある」新しい店舗のコンセプトメイキング、およびデザイン監修を担当。ファミリー客を想定して、子供も安心して遊べ、地元住民の憩いの場となることを想定しています。

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 また、425日にオープンする「ユニクロ 原宿店」は、ユニクロが目指すリアルとバーチャルの融合を体現した最新の店舗に。ユニクロとジーユーが展開する着こなし発見アプリ「StyleHint」専用の売場となる「StyleHint原宿」が世界で初めて誕生。さらにバージョンアップしたUT(グラフィックTシャツ)の売場「UT POP OUTの展開を予定しています。

 

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そして、515日には、銀座のマロニエゲート銀座2に、新しいグローバル旗艦店「UNIQLO TOKYO」をオープン。プリツカー賞や世界文化賞を受賞したスイスの建築ユニット、ヘルツォーク&ド・ムーロンに、内装および外装のデザインを依頼し、LifeWearを体現する店舗を具現化します。

 

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"LifeWear"は、あらゆる人々のライフスタイルのニーズを満たす、完璧な服づくりを目指すユニクロのコミットメント。今後は、店舗とECを融合した顧客の経験価値=カスタマーエクスペリエンスを高める戦略を重視していくものとみられます。